【種子法の廃止は危険?】Q 種子法とはどんな法律で、その社会的影響は?

※本論説は朝日新聞DIGITAL「論座」に2018年8月20日付で掲載されたものを転載(一部改変)

A 種子法は戦後の食糧不足解決のため1952年に制定された法律で、正確には主要農作物種子法と言います。


種子法が作られた背景


稲・麦・大豆の優良な品種(奨励品種)を決定するための試験と、優良な品種として指定されたものの原種(種子)の生産などを、都道府県に義務付けていました。その結果、稲の生産は拡大して米不足は解消しましたが、やがて食生活が変化して米の消費が減り、1971年から生産調整が本格化しました。


こうした変化に伴い都道府県は、食糧増産から地元産の販売戦略へと、種子法の枠組みを切替えていきました。その結果、スーパーの店頭にはササニシキ、あきたこまち、ゆめぴりか、つや姫など多くのブランド米が並ぶようになりました。



回答者:公益財団法人食の安全・安心財団理事長、東京大学名誉教授 唐木英明


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